民泊予約サイト「STAY JAPAN」を運営する百戦錬磨は、茨城県桜川市、常陽銀行、凸版印刷と、桜川市真壁地区を中心に集まる歴史的建造物や古民家の再生利活用を通じた地域振興を目指す連携協定を締結した。4者は 2018年6月に施行される「住宅宿泊事業法」を契機とし、桜川市の地域資源を生かした古民家などの民泊・農泊の活用を推進し、交流人口の拡大による地域振興に取り組む。
第1段階として「住民参加型ワークショップ」、「イベント民泊の実施」など地域住民に向けた理解促進、試作的な取組みを踏まえ、第2段階として本格的な民泊・農泊の実施に向けた取り組みを検討していく。
桜川市は、関東では4地区目となる「重要伝統的建造物群保存地区」に指定。真壁地区の町並みに風情ある商家や古民家などがあるほか、ヤマザクラの自生する里山には農村集落が広がる。
百戦錬磨が地域連携協定を結ぶのは、2017年5月の徳島県および美馬市、2018年2月の浦添市(沖縄県)に続く3例目となる。