JTBコミュニケーションデザインは、2018年4月1日より電力供給事業を全国展開する。対象は、北海道、東北、東京、北陸、中部、関西、中国、四国、九州(沖縄県と一部離島を除く)の9エリア。
同社は2017年5月より、中部エリアの観光・宿泊・レジャー施設などを対象とした電力供給事業を開始し、事業体制を構築してきた。すでに実績は100件以上の事業者と契約があるという。
JTBグループでは、4月1日よりコミュニケーション事業4社を経営統合。これにより、同社の営業拠点が国内6カ所(東京・大阪・東北・名古屋・北陸・福岡)に拡大することも契機に、電力供給事業の全国展開を決定。グループ内の営業ネットワークとの連携強化もおこない、観光関連事業者を中心とする施設に向け、満足のいく営業サービスや電力料金の最適化を進める考え。