ビジョン、小型翻訳デバイス「ili(イリー)」を訪日インバウンド向けに提供、WiFiルーター貸出しのオプションとして

海外用Wi-Fiルーターレンタル「グローバルWiFi」や訪日旅行者向け「NINJA WiFi」を提供するビジョン社は2018年4月中旬より、小型翻訳デバイス「ili(イリー)」のレンタルサービスを拡大する。

小型翻訳機「ili(イリー)」は、話した内容を瞬時に翻訳してくれるウェアラブルデバイス。開発会社はログバー。ネット接続を必要としないため、場所を問わずに利用できるうえ、旅行に特化した辞書に対応している特徴がある。

従来は海外に渡航をする日本人向けに提供していたが、今後は訪日外国人旅行者や日本以外に旅行する外国人向けにもサービスを展開。日本の主要空港のほか、ビジョンが運営するインバウンド観光施設「歌舞伎城」のサービスカウンターなどで受渡しを実施。さらに台湾やアメリカで同社グループが展開するWi-Fiルーターレンタルサービスのオプションとして、おもに訪日インバウンド向けに提供していく。

インバウンド版は、英語と日本語、中国語(北京語)と日本語間の翻訳のほか、英語と中国語の翻訳にも対応。今後は韓国語などにも対応していく予定。利用料金は、例えば日本の各空港カウンターで申し込んだ場合は1日500円。その他、詳細は以下のサービスサイトまで。

ビジョン:報道資料より

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