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日本政府観光局(JNTO)によると、2018年4月の訪日外国人数(訪日外客数:推計値)は前年同月比12.5%増の290万1000人。前年同月(257万9000人)よりも30万人以上うわ回り、4月として過去最高を記録した。また、1月からの累計は前年比15.4%増の1051万9000人となり、過去最速での1000万人超えとなった。
2018年の訪日外国人数と前年推移は以下のとおり。
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市場別の最高は中国。4月は前年比29.2%増の68万3400人を記録。次いで多い韓国は15.1%増の63万8500人、台湾は13.7%増の47万人、香港は14.1%減の17万9900人。
調査対象市場のうち、台湾、タイ、フィリピン、ベトナム、インド、フランス、ロシアで単月最高を記録。また、韓国、中国、シンガポール、マレーシア、豪州、米国、イタリアでは4月として過去最高となっている。
JNTOによれば、4月は新規就航や増便、チャーター便の運航、航空座席供給量の増加といった航空路線拡充に加え、日本の春の魅力を訴求したプロモーションが功を奏し、訪日意欲を喚起したとしている。
各市場の詳細は以下のとおり。
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