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日本政府観光局(JNTO)によると、国際会議協会(ICCA)が発表した2017年の国際会議開催統計で、日本の国際会議の開催件数は前年から4件増の414件で、過去最高となった。ランキングでは今年も、アジア・太平洋地域で1位、世界7位となった。
国内の都市別の開催件数を見ると、東京が101件でトップに。世界でも18位で、前年の21位から順位を上げた。その一方、2位の京都(46件)は前年の58件から減少。大阪と福岡は(各17件)は同率5位に、横浜(16件)が7位になるなど、国際会議の大きな施設を持つ都市が順位を下げた。ただし、8位の金沢(14件)や9位の千葉(12件)、10位のつくば(11件)、14位の岡山(7件)などが順位を上げており、地方での開催が増加傾向にある。
なお、全世界の開催件数は、2.7%増の1万2563件と増加。1位はアメリカ(941件)で、2位~6位まではドイツ(682件)、イギリス(592件)、スペイン(564件)など欧州が占めた。アジア・太平洋地域では、日本は2位中国(376件)に大差をつけてトップに。中国は昨年の410件から大きく数を落とした。
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