世界の航空データを扱うOAG(オフィシャル・エアライン・ガイド)は、「便数の多い国際路線ランキング・トップ20」を発表した。
これによると、OAGの取りまとめるデータで最も便数の多い航空旅客便路線は、クアラルンプール/シンガポール路線となった。対象は2018年2月までの12か月間で、同路線の運航便数は3万537便。
続く2位は香港/台湾路線、3位がジャカルタ/シンガポール路線、4位が香港/上海浦東路線、5位がジャカルタ/クアラルンプール路線で、上位5位はアジア路線となった。アジア路線は、上位10路線のうちの8路線、上位20路線の14路線を占めるほどになっている。
日本の都市を含む路線では、6位にソウル仁川/関空路線(1万7488便)、15位に関空/台北路線(1万4186便)、17位に関空/上海浦東路線(1万3576便)、18位にソウル仁川/成田路線(1万3517便)が入った。
空港別では、香港が6路線で、アジアのハブ空港で最多の便数を誇る。次いで、シンガポールが4路線、関空とソウル仁川がそれぞれ3路線。
アジア以外の路線では、7位のニューヨーク・ラガーディア/トロント路線(1万7075便)が最多。長距離国際線では、16位のニューヨーク・JFK/ロンドン・ヒースロー路線(1万3888便)が最も多かった。
OAGが発表したランキングは以下の図の通り。