空港内で自動運転の実証実験、インバウンド対応で乗客輸送、国交省が実施事業者を公募へ

国土交通省は2018年10月から2019年2月頃にかけて(予定)、空港の制限区域内で自動走行車両を使った実証実験を実施する。乗員・乗客の輸送を想定するもので、7月頃に実施者の公募を予定する。

実験では、羽田空港、成田空港、中部空港、仙台空港のいずれかで実施。車両通行帯での走行をおこない、安全性や施設環境について検証し、実装に向けた課題を抽出する。参加要件は、行動における実証実験(レベル3以上)の実績を持ち、車両自律型か路車連携型のいずれか、もしくは両方の技術を使用可能であること。

今回の取り組みは、インバウンド拡大に合わせた国内空港の機能強化が求められる一方で、地上支援業務の労働力不足が深刻化していることを受けたもの。航空局では官民連携のもと、この課題への対応策として、先端技術活用による業務の省力化・自動化を進める方針としている。

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