マリオット、廃棄物削減で「プラスチックストロー」使用廃止、年間10億本以上を削減へ

マリオット・インターナショナルはこのほど、30ブランドにわたる世界6500軒以上のホテルで使い捨てプラスチックストローなどの使用廃止を発表した。廃棄物削減により事業の持続可能性を高め、また、プラスチックの消費削減にもつなげるもの。

同社では今回の取り組みを、「プラスチックへの依存を減らす大きな一歩」と捉える考え。1年後に完全な廃止ができれば、10億本以上のプラスチックストローと2.5億本のプラスチックマドラーを削減できることになるという。

マリオットでは、環境への影響軽減への取り組みを積極展開しており、2025年までに埋め立て廃棄物の45%削減を目標に設定。2018年初めには約450軒以上のセレクトサービスホテルで使い捨ての洗面用ボトルを撤廃。代わりにシャワー内ディスペンサーに置き換える措置をとり、年末までには1500軒以上で対応をおこなう計画としている。

今回発表したプラスチックストローの使用廃止については、ホテル業界などを中心に、世界各地でその動きが推進されている。

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