JTB、ナビタイムジャパン、日本マイクロソフトの3社が共同開発した訪日外国人旅行者向けスマホアプリ「JAPAN Trip Navigator」が、2018年9月6日に機能を拡充する。
このアプリは2018年2月にリリースされたもの。JTBによる豊富な観光情報に加え、ナビタイムジャパンのアプリ開発技術や移動ルート情報を活かした機能を搭載し、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」が基盤として活用。地域別の多彩なモデルプランを用意するほか、チャットボットによるガイド機能や自分だけの観光プラン作成、タビナカでのツアー・アクティビティ予約機能などを提供している。今回の機能拡充では、操作性を向上してより使いやすい画面にバージョンアップ。「観る」「食べる」「泊まる」「遊ぶ」といったカテゴリーを追加して検索性を高め、現在地周辺の観光スポットを検索できる地図機能、カテゴリー・都道府県ごとのスポット検索画面も追加した。
また、訪日外国人向けサイト「JAPANiCAN」を介した宿泊施設予約の導線を強化し、JTBのインバウンド向け国内パッケージツアー「サンライズツアー」、ボヤジンのアクティビティが予約可能に。るるぶ観光スポット情報を大幅に増強し、ナビタイムジャパンの外国人向けナビアプリ「NAVITIME for Japan Travel」との連携も実現することで、観光スポット情報の閲覧とスポットまでの詳細な移動ルート検索が可能になった。
なお、今回のバージョンアップに合わせ、自治体・DMOとの連携も強化。北陸・飛騨・信州3つ星街道観光協議会事務局が提供する情報をアプリ内に掲載したことで、その土地ならではの日本の魅力的な観光資源も充実した。