マリオット傘下「Wホテル」が音楽事業、レコードレーベル創設でアーティスト契約から音楽配信まで

マリオット・インターナショナル傘下ブランドの「Wホテル」はこのほど、音楽レコードレーベル「Wレコード」を創設した。ホテル内で開催する音楽フェスシリーズ「WAKE UP CALL」に続くプロジェクト2弾として展開するもの。

Wレコードでは、レコードレーベルとして展開するだけでなく、Wホテルや同ブランドの音楽業界のパートナーに選定されたアーティストに対し、契約からリリースまでをサポート。録音スペースやビデオ撮影ロケ、音響調整・原盤制作、ライブパフォーマンスの機会などを提供。レコード制作後には音楽配信もおこなう。

レコード制作にあたっては、500枚の限定版レコードがリリースされ、音楽を愛するSPGやマリオットリワード会員に送付する計画も。そのほか特別なライブパフォーマンスも用意される。第一号アーティストとなるのは、R&Bシンガーソングライターのアンバー・マークさん。来年は4人の新人アーティストが新たな楽曲をリリースする。

なお、Wレコードから配信される楽曲のWへの収益はすべて、アーティストが選ぶチャリティに寄付される。第一弾アーティストのアンバー・マークさんによる収益は米テキサス州で乳がん患者に対する支援をおこなう非営利団体に寄付される予定だ。


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