ナビタイム、バリアフリー情報共有アプリを提供、道路の段差などの情報を利用者投稿で収集

ナビタイムジャパンは2018年11月30日、歩行者支援アプリ「やさしいちず」を提供開始した。道路の段差や傾斜、音響信号、視覚障碍者誘導用ブロックの有無などの情報を利用者による投稿で収集。アプリ上で共有することで、バリアフリーナビゲーションの支援に役立てるもの。

視覚障がい者や車いす使用者、ベビーカー使用者、高齢者といった外出に不安を感じる人やその家族、介助者などの利用を想定する。

この取り組みは、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム「自動走行システム」のうち、次世代都市交通に関する研究開発の一環として試作し、無償で公開するもの。その管理法人である国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託した日立製作所と、その再委託先のナビタイムジャパンによる共同開発で実現した。

プロジェクトでは、今回公開したアプリを通じて情報収集を進めた後、投稿内容を分析することで、バリアフリー地図や各種身体特性に合わせたナビゲーションの開発を進める考え。

内閣府:報道資料より

アプリは Android OS版を2018年11月30日から提供開始。価格は無料で、順次 iOSにも対応予定だ。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…