国交省、貸切バスの運転手不足でサポート制度、ドライバーの一定期間の兼業で

国土交通省は2018年12月14日、貸し切りバスの運転手不足解消に向け、「貸切バスサポートドライバー」を活用した取り組みを開始する。2019年2月28日までにわたって実証実験を実施。同制度を全国各地に広げるための課題や実現可能性を検証する。

サポート制度では、閑散期で運転手が余剰となる事業者が、繁忙期を迎える事業者の運転業務を支援する。一定期間の兼業を認めたうえで、兼業を希望する運転手を雇用する流れとし、生産性の向上や長時間労働など労働環境の改善につなげるのが目的。

今回の実証実験に参加する事業者は4ペアで、新潟県のはるかぜツアーと北海道苫小牧市の振内交通、長野県の白馬アルプスホテルと沖縄県のいりおもて観光、東京の日の丸自動車興業と京都府の明星観光バスほか、同・日の丸自動車興業と大阪府の中央交通バスほか。

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