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旅行関連リサーチをおこなうフォーカスライトはこのほど、米国旅行代理店を対象とする流通市場を調査した。それによると、テクノロジーやオンライン、モバイルといった要素はすでに旅行者に定着。一方で、2006年の調査時点で予測していた「旅行代理店の消滅」に向かう状況はみられず、むしろ、その専門性とパーソナルなサービスが期待され続ける様子が明らかになった。
※この記事は、世界的な旅行調査フォーカスライト社が公開した英文記事について、同社との提携に基づきトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
同社の予測では、米国の旅行代理店の市場規模は、2017年に1128億ドル(約12兆4080億円)で、2021年には1270億ドル(約13兆9700億円)に成長。この成長の追い風となるのは、航空やクルーズ関連サービスのほか、特別なツアーの販売など。顧客は時間を惜しむことなく、自分たちの旅行体験を最高のものにするため、代理店にコストを支払う意向があるとの結果になった。
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また、個人旅行とビジネス旅行の双方で、旅行予約チャネルの約3割を占めるのも旅行代理店。この割合は、2017年から2021年までほぼ変わっておらず、オンライン旅行サービス(OTA)とサプライヤー直販チャネルとともに共存する様子がうかがえる。
※この記事は、世界的な旅行調査フォーカスライト社が公開した英文記事について、同社との提携に基づきトラベルボイス編集部が日本語翻訳・編集したものです。
※オリジナル記事:The strength of the U.S. travel agency market
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