京都の伝統産業製品をMICE来訪者に貸出へ、京文化に触れる機会に、京扇子や京真田紐のネックストラップなど

京都市と京都文化交流コンベンションビューローは、京都の伝統や文化が感じられるMICE開催の支援の一環として、「MICE向け京都伝統産業製品貸出制度」を開始した。

これまでも両者は、「京都らしいMICE開催支援補助金制度」の運用や伝統産業技術を使ったコングレスバッグの活用などで、京都らしいMICE開催の支援を行なってきた。今回は、MICEで活用する伝統産業製品を京都文化交流コンベンションビューローが購入し、主催者からの申請に基づいて貸し出す取り組みとする。

貸し出す物品は、京扇子などの会場装飾用品のほか、京真田紐を用いたネックストラップ、京友禅を用いたパスケースなど9品目19品で、順次拡大する予定。対象は主たる事業が京都市で開催し、参加予定者が30名以上のMICEとする。費用は商品ごとに異なり、ネックストラップは40円、パスケースは20円(1個1日)。その他、送料が必要。

これにより、MICE参加者が京都の伝統産業製品に触れる機会の創出と購入促進を図る。また、リユースによる廃棄物の減少や国際目標であるSDGs(持続可能な開発目標:Sustainable Development Goals)の推進にも貢献するとしている。

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