豪州・ブリスベン空港に第2滑走路、2020年秋の供用開始へ、日本などアジア各国との玄関口に期待

クイーンズランド州政府観光局によると、オーストラリア第3の都市であるブリスベンでは近年、総工費200億豪ドル(約1575億円)規模の投資が行なわれ、観光都市としてのさらなる発展が進んでいるという。

例えば、ブリスベン空港では現在、総工費13豪億ドル(約102.3億円)の拡張工事が実施中。2020年秋ごろ完成予定の第2滑走路の供用開始で、豪州とアジアのゲートウェイになるとみられている。今後、アジア各国に加え、日本路線の拡大も期待されている。

また、デスティネーションとしてのブリスベンも、エンターテイメントを楽しめる街として変化。中心部のサウスバンクやジェームスストリート、キングストリートなどの活性化に加え、高級ホテルも誕生。交通インフラも改善された。今後は、クイーンズ・ワーフやローマ・ストリート・ライブ等の再開発も予定されている。

なお、同州政府観光局によると、オーストラリアの観光市場は国全体で1000億豪ドル規模。このうち同州は約200億豪ドルを占める。同州の約20万人が観光業に従事しており、重要な産業と位置付けている。

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