はとバス、夏の宿泊バスツアーで「3世代向けツアー」販売を強化、高単価商品の拡充も

はとバスは、2019年7月~9月の夏の宿泊バスツアーを発表した。花火大会や夏祭り、富士登山、上高地・アルペンコースなど全72コースで展開し、前年比14%増の1万1600名の販売を目指す。

なかでも今年は、ファミリー層向け商品を強化。夏休みや9月の3連休に利用できるツアーを、15コース設定した。3名1室以上での申し込みの場合、子ども代金を半額の特典を設けており、昨年は24%増の2735名(うち、子どもは9%増の182名)の利用があった。今年は新設定のテーマパークへ行くコースをあわせ、前年の2割増となる3310名の販売を目指していく。

さらに9月出発の24コースでは、60歳以上の利用客に特典を提供する敬老の日キャンペーンを実施。9月の3連休利用のツアーのうち13コースをキャンペーンの対象としており、3世代バスツアーとしても訴求する。

このほか、はとバスの最上級バス「ピアニシモIII」利用のツアーも9コース設定。通常の約2倍となる高単価商品で、例えば昨年度の最高額のツアーは北海道5泊6日を16.8万円~24.3万円だ。しかし、同ツアーは全日程満席となったことから、今夏は北海道6泊7日で21.8万円~32.8万円とさらに高額商品を設定した。最上級バスコース全体で10.8%増の500名の販売を目指すなど、高単価商品の取扱拡充を図っていく。

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