ザ・リッツ・カールトン福岡が開業へ、積水ハウスがマリオットと、2023年春に全162室で

マリオット・インターナショナルは、2023年春に「ザ・リッツ・カールトン福岡」を開業する予定だ。同ブランドの開業は、九州では初めて。「インバウンド観光が伸びている福岡というロケーションは、特に理想の場所」(マリオット・インターナショナル アジア太平洋 社長兼マネージングディレクター、クレイグ・スミス氏)とし、九州での展開に期待を示している。

同ホテルは、積水ハウスとの契約により、同社をはじめとする5社で構成する大名プロジェクト特定目的会社が開発。福岡市天神地区で国家戦略特区による規制緩和等を活用した市内再開発の取り組み「天神ビッグバン」の1つだという。商業施設やオフィスも入居する新築25階建ての18~24階を占める予定だ。

客室数はスイートを含め、全162室。そのほか、6軒のレストラン・バーやボールルーム、会議室、チャペルも設置する。また、室内プールやジムに加え、評価の高いザ・リッツ・カールトンスパも営業する。

今回の契約により、マリオット・インターナショナルは日本での高級ホテル展開を拡大。現在、ザ・リッツ・カールトンホテルでは東京、大阪、京都、沖縄の4軒、セントレジスホテルを大阪で1軒、ラグジュアリーコレクションホテルではザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、翠嵐(京都)、イラフSUI(沖縄)の3軒を展開しており、今後さらに8軒の開業に向け、契約を締結しているという。

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