日本政府観光局(JNTO)によると、2019年6月の日本人出国者数(推計値)は前年比7.0%増の152万1000人となった。
2019年1月~6月の累計では、8.6%増の954万2400人。今年の上半期の終了時点で2000万人まで残り1045万7600人となり、2000万人達成の道筋がみえてきた。下半期は例年、上半期を上回る推移となっており、仮に前年の下半期の数字(1017万506人)に同期の伸び率(7.4%増)を乗じてみると1092万3213人となる。
ただし今年は、7年ぶりに2割増となったゴールデンウィークの大型連休後の反動や10月に控える消費増税のレジャー需要に与える影響が気になるところで、今後の推移に目が離せない。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり。