宿泊予約の権利売買「キャンセル」社、ホテル・旅館が「出品」できるサービス開始、2019年9月から

宿泊予約の権利売買サービス「Cansell(キャンセル)」は2019年9月、宿泊施設が予約権利を直接出品できる「宿泊予約出品サービス」を開始する。ホテルや旅館の運営を支援する「Cansellパートナープログラム」を通じて展開するもの。

同社は2016年に消費者がキャンセルしなければならなくなった宿泊予約の権利を売買できるサービスを開始。その後2018年10月には、国内宿泊施設向けのパートナープログラムを展開。予約者による無断キャンセル時のキャンセル料保証や公式サイトへの送客など、様々な宿泊施設向けサービスを提供し、日本旅館協会の推薦プログラムにも認定されている。

今回新たに開始する「宿泊予約出品サービス」は、大量のキャンセルなどの課題を抱える宿泊施設からの要望を受けたものだという。所定の条件を満たす場合、施設側が宿泊在庫の管理システム(サイトコントローラー)経由で予約権利を出品できる仕組みを開発した。

なお、サービス開始を記念して2020年末までの間、通常4.98%の出品手数料が無料となるキャンペーンを展開する。

Cansellパートナープログラム

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