ユニゾHD、HISによる公開買付けに意見表明を「留保」、質問回答後に最終判断へ

ビジネスホテルチェーンを展開するユニゾホールディングスは2019年7月23日、エイチ・アイ・エス(H.I.S.)によって7月11月に開始された公開買付け(TOB)に関する意見表明を「留保」すると発表した。

ユニゾによれば、今回のTOB開始は同社に対する事前告知などがなく公表され、一方的に開始されたもの。公表を受けて情報収集をおこなって検討を進めていたが、HISによるTOBの目的やその後の提携内容、シナジーの有無、価格の根拠などが明確でないと判断した。23日にはHISに対して質問を提出しており、ユニゾはその回答や社外取締役のみで構成する特別委員会の判断も踏まえ、最終的な判断と見解をまとめる考え。

HISはユニゾによる意見表明「留保」の発表を受け、質問に真摯に回答する方針を表明。「その回答によって同公開買付けの実施にご理解いただけるものと考えている」としている。

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