アメリカン航空、東京国際映画祭とコラボで短編映画、映画の本場ハリウッドとならび日本でも存在感アピール

アメリカン航空は2019年10月28日~11月5日まで開催中の「東京国際映画祭」で、座席展示などのブランドスペースやコラボレーション事業を実施している。10月29日にはメディア向けに披露会を開催し、コラボ事業の1つとして共同製作した短編映画「ボトルメール」を紹介した。

アメリカン航空では2017年から同映画祭の公式スポンサーを務めているが、短編映画の製作は今回が初めて。これ以外にも今年から、映画の世界を志望する若者を支援する目的で大学生監督の作品を対象とした「アメリカン航空アワード」や、シンポジウム「ヤング・フィルムメイカーズ・フォーラム」を、同映画祭とのコラボ事業として行なっている。

これについて、披露会で挨拶にたったアメリカン航空日本地区法人営業部長の此木功氏は、アメリカン航空が映画の都・ハリウッドのあるロサンゼルスで、日本路線の毎日2便を含む毎日200本を運航する最大の航空会社であり、ハリウッドでもプリファードエアラインとして認定されていることをアピール。米国本社でも映画を含む各種エンターテイメントへのスポンサーシップを通したプロモーションを積極的に展開しており、日本では同映画祭で同様の活動をしていると説明した。

今回製作した短編映画でも、「映画・夢・結ぶ」の3つのコンセプトに基づいたオリジナルのストーリーの中に、キーアイテムとしてフラッグシップラウンジで提供するワッフルを用いるなど、アメリカン航空の魅力をちりばめた。一般募集で選出された監督の内藤隆嗣氏は、「アメリカン航空は、時間と距離を扱う運輸業。時間と距離をかけて人と人が出会っていくプロセスが、どんな時代でも変わらぬ価値があってほしいと思ってストーリーを考えた」と、作品とフライトへの思いを話した。

披露会ではこのほか、来年3月の羽田発着枠拡大後に就航する羽田/ロサンゼルス線と羽田/ダラス線を紹介。ダラス線ではファーストクラスを提供する。また、会場内のブランドスペースではプレミアムエコノミーとビジネスクラスのシートを展示。同映画祭の期間中、シートに座って座り心地を試した来訪者に、上記ワッフルを提供する。

短編映画はアメリカン航空のホームページで公開している。

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