アメリカン航空は2019年1月、米ロサンゼルス国際空港の専用ラウンジ「アドミラルズクラブ」で、グーグルのリアルタイム翻訳機能を使った通訳サービスを開始した。デバイスには、グーグルのスマートスピーカー搭載ディスプレイ「Google Nest Hub」を使用する。
グーグル・アシスタントのリアルタイム翻訳技術を使った同サービスは、ラウンジに多言語対応スタッフがいない際に提供するもの。日本語のほか、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語など29か国語に対応できる。
今回のサービスは、アメリカン航空が積極展開する最新技術活用の取り組みのひとつ。他には、モバイルパスポートのスキャンサービス、搭乗通知サービス、バーチャル3D航空ツアー、チェックイン手続きを効率化できるセルフサービス式のキオスクメニューなどがある。また、グーグルとアメリカン航空は、世界最大の家電ショー「CES」でパートナーシップの締結を発表している。