徳島県那賀町、無料eラーニング講座で観光客誘致、講師は町長、地域課題の解決へドコモと協業

徳島県那賀町は、ドコモgaccoとNTTドコモ四国支社との協業で、観光や移住先として那賀町に興味を持ってもらうことを目的にしたeラーニング講座「なかなかいいいなか きてみんで徳島県那賀町」を2020年5月12日に開講する。この講座は、ドコモgaccoが運営するオンライン・プラットフォーム「gacco(ガッコ)」を活用。IT環境があれば誰でもどこでも無料で学習することが可能。すでに受講生の募集を始めている。

那賀町は、徳島県の南部に位置する森林が約95%を占める小さな町。人口減少が課題となっており、1980年代に約1万4300人だった人口は、現在は約8300人にまで減少した。那賀町では、移住情報発信サイト『イイ那賀暮らし』の開設や移住者支援制度の充実などによって、移住者の受け入れ体制を整備。2017年度からの3年間で18世帯を新たに受け入れた。

講座の講師は、坂口博文町長などが務める。講義内容は、自然、伝統文化、仕事、アクティビティ、食の5課目で合計約500分の動画。講義のほか20問程度のクイズを予定している。

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