スキー場の課題をデジタル化で解決へ、「雪山テクノロジーコンソーシアム」が発足

国内で8つのスキーリゾートの経営・運営を行っている日本スキー場開発は、 音声コミュニケーションプラットフォームを展開するBONX、クラウドサービスプロバイダー(CSP)のウェブインパクトと共に、「雪山テクノロジーコンソーシアム」を発足させる。ウィンタースポーツ産業が抱える課題をテクノロジーの力で解決していくことを目指す。

具体的には、発券システムのデジタル化・セルフ化、運用でのコミュニケーション効率化、技術育成、国際化対応などに取り組み、スキー場業務を改善していくとともに、来場者の体験価値を向上させていく。

スキー場では、労働集約的業務が多く、また冬季のみの季節労働も多いことから働き手の確保することは急務となっているところ。

同コンソーシアムでは、さまざまな場面でテクノロジー活用の可能があることから、スキー場の考えに留まらず、加盟する企業・団体を増やしてイノベーションを加速させていきたい考えだ。

BONXは、スノーボード中に話したいというニーズから生まれた「音声グループコミュニケーションテクノロジー」を提供する日本発スタートアップ。高級ブランド、工事現場など幅広い業種で活用されている。

ウェブインパクトは、大手ポータルサイトやECサイトなどの開発を手掛けるほか、中小企業向けにクラウドサービスも提供。最近では、リゾートのIT化(リゾートTech)に力を入れている。

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