グーグル、新型コロナ自粛中の「余暇の過ごし方」検索動向を分析、国内旅行の検索量に変化なし、「キャンプ」は上昇

グーグルは、新型コロナウイルスの脅威が世界中で高まっているなか、2020年3月22日までの状況やデータをもとにしたGoogleトレンドなどの検索動向をまとめた。

そのなかで、余暇の過ごし方についての検索動向も紹介。新型コロナウイルスのによって大きな影響を受けている「旅行」については、「海外旅行」に関係する検索は急激に減少している一方、「国内旅行」の検索は、例年とそこまで変わらないという。

また、国内旅行のなかで「キャンプ」の検索が上昇傾向。インバウンド旅行者や日本からの海外旅行は厳しい状況だが、外出が難しいながらも日本人の国内旅行、特に混雑を避けた環境を意識した旅行を計画している様子が見てとれると分析している。

「キャンプ」の検索量の推移(報道資料より)このほか、もともと2月は室内でどのように過ごすかを意識したような検索が高まる傾向にあるが、今年は感染予防という要因もあり、ゲームや漫画といったコンテンツを探す傾向がより高まった。

さらに、家の中でのエクササイズ需要の高まりを特徴として挙げている。リモートワークや外出自粛の影響で、運動不足を感じる人が多いためか、「バランスボール」の検索が増加。以前人気を博していた「ビリーズブートキャンプ」も、YouTube 内検索で上昇しているという。

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