日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数をオーストラリア・アメリカ・イギリスの比較でみると、2020年2月の推計値はアメリカが前年比20.8%減の7万3400人、オーストラリアが同1.8%増の4万8500人、イギリスが同21.0%減の1万8600人。新型コロナウイルス感染症の影響が広がるなか、豪州は2月として過去最高を記録した。
オーストラリア・アメリカ・イギリスの直近12カ月の推移は以下のとおり。
JNTOによると、オーストラリアでは2月23日に日本への渡航警戒レベルを引き上げた影響はあるものの、継続的に展開してきた訪日プロモーションの効果などがみられている。米国やイギリスでも新型コロナ関連報道に伴う訪日旅行を控える動き発生した影響などで前年同月を大幅に下回った。