アパグループ、2025年に客室数25万室、売上高2000億円、訪日宿泊人数800万人を目指す、中期5カ年計画で

アパグループは、2020年4月1日よりスタートする次期中期5ヵ年計画「SUMMIT 5-III(第三次頂上戦略)」を発表した。足元では新型コロナウイルス感染症の影響で、ホテル業界にとっても厳しい状況にあるとの認識を示したうえで、中長期的には日本が観光大国となるとの予測のもと、積極的にホテル事業を拡大していき、日本で圧倒的No.1の地位を築き、寡占化一番乗りを目指していくとしている。

数値目標としては、アパホテルブランド(直営・FC)で客室数10万室、アパホテルネットワーク(パートナーホテルを含む)で客室数15万室を掲げる。また、2025年11月期のグループの連結売上高は2000億円、経常利益500億円を目指す。ホテル部門の売上高目標は1800億円。

このほか、直営店の目標として、ダイレクトチャネル予約率は2025年3月で50%、アパアプリダウンロード数は2025年3月末で累計500万DL、訪日外国人宿泊人数は2024年度で800万人、国内OTAクチコミ評価は2025年3月末で4.2点を掲げた。

なお、前中期計画(SUMMIT 5-II)では、提携ホテルを含むネットワーク客室数10万室の目標に対して、10万756室を達成。また2019年11月期の連結決算では、売上高1371億円と過去最高売上を更新するともに、経常利益は335億円と3年連続で300億円を超えた。

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