アメリカン航空、運休で未使用の食材を米国内フードバンクに寄付、機内食やラウンジの食材を活用

アメリカン航空は、運休によって余剰となった機内食やアドミラルズ・クラブ・ラウンジの食事向けの食材を「フィーディング・アメリカ」の協力のもと、米国内のフードバンクに寄付した。新型コロナウイルス発生後から、フードバンクを訪れる市民が増えており、在庫も減少していることから、今回の支援を決めた。

同航空が配送したのは計8万1000ポンド(約3万6740キロ)。シカゴに6万3000食、フェニックスに2万6000食、ダラスに4000ポンド(約1814キロ)の生鮮食材と1100ポンド(約499キロ)の牛乳、フォートワースに1万点の食料品。

各フードバンクには、年間を通してボランテイアや市民から食料が持ち込まれるが、新型コロナウイルスの発生で生活が困窮する市民が増えたため、需要が急増し、支援を求めていた。

このほか、同航空は今月末には、香港の「グローバル・フードバンク・ネットワーク」にも1万点以上の食品を寄付する。

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