飲食店予約のテーブルチェック、テイクアウトやデリバリー受付機能を無料提供、事前決済の前売り食事券も

飲食店の予約・顧客管理システムの開発・提供を行うTableCheck(テーブルチェック)は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって甚大な影響を受けている飲食店を支援するため、「テイクアウト」「デリバリー受付」「応援プラン(前売り食事券)」の3つの機能を、初期費用・月額費用・注文手数料すべて無料で提供する。

テイクアウトやデリバリーの既存サービスは、注文のたびに手数料が発生するほか、店舗での営業自粛や短縮営業の拡大に伴い、既存サービスへの新規申込みが殺到し、利用開始までに数週間かかるのが現状。さらに、新たにテイクアウトやネット通販を開始しても、告知や集客には多くの費用や手間、時間がかかることも課題となっている。

テーブルチェックでは、「テイクアウト」「デリバリー受付」の注文に対して、2020年9月末まで、決済手数料3.6%を除き、初期費用、月額費用、注文手数料を無料にする(状況に応じて延長を検討)。また、問い合わせから最短1営業日で利用できるようにするとしている。

さらに、月間利用者数101万人の予約プラットフォーム「TableCheck」に無料掲載することで、飲食店の告知や集客を支援する。

このほか、「応援プラン(前売り食事券)」では、休業中でも売上が確保できるように、リターン付きの事前決済型食事券も販売。ユーザーは購入時に未来の来店日を指定できるようにした。

テーブルチェックは、飲食店向け予約・顧客管理システム「TableSolution」とユーザー向け飲食店検索・予約ポータルサイト「TableCheck」を運営している。2020年4月15日現在の会員数は200万人。

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