クルーズ大手のロイヤル・カリビアン・グループとノルウェージャンクルーズライン・ホールディングスは、新型コロナウィルス感染防止対策として、クルーズ健康安全基準を共同で策定する。策定にあたって、専門家委員会「ヘルシー・セイル・パネル(Healthy Sail Panel)」を立ち上げ。すでに1ヶ月にわたって準備を進めており、8月末までには最初の勧告を出す予定。
両社は、専門家委員会の取りまとめた勧告を業界各社が自由に取り入れられるようにすることで、委員会の科学的および医学的な知見を共有していく考え。
専門家委員会の共同座長には、元ユタ州知事で米国保健福祉省(HHS)長官を務めたマイク・レヴィット氏と米国食品医薬品局(FDA)局長を務めたスコット・ゴットリーブ博士が就いている。