日本旅行業協会、海外旅行の復興へBtoBオンライン商談会開催、大手旅行3社トップのパネルディスカッションも

日本旅行業協会(JATA)は、2020年7月末から9月頭にかけて、アウトバウンド(海外旅行)向けのオンライン商談会「JATA Online Travel Mart」を開催する。新型コロナウイルスに伴い、実質停止状態になっているアウトバウンド市場の再開に向け、商談の機会を創出するとともに海外サプライヤーとの情報交換を図る。日本と世界各国との出入国規制で互いに渡航が制限されているなか、復興に向けた機運醸成の場にもしたい考え。

日本の旅行業界でオンライン商談会が実施されるのは初めて。オンライン商談会に日本人バイヤー500名、DMO(観光地域づくり法人)やオペレーターなど海外セラー500名の参加を想定しているのに加え、大手3社トップによるパネルディスカッションを中心としたフォーラム、世界各国の観光客によるオンラインセミナーを開催する。

フォーラムでJTB代表取締役社長執行役員の山北栄二郎氏、KNT-CTホールディングス代表取締役社長の米田昭正氏、日本旅行代表取締役社長執行役員の堀坂明弘氏による英語のパネルディスカッションを配信するほか、海外観光局のプレゼンテーションによる50のオンラインセミナーを実施する。実施日は2020年7月31日、8月6、7、31日、9月1、2日。

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