GoToイート(Eat)キャンペーン、8月下旬から開始へ、食事券は25%上乗せ、オンライン予約ではポイント付与、来年3月末まで

農林水産省は、新型コロナウイルスの影響で甚大な被害を受けている飲食業を支援する「GoToイート(Eat)キャンペーン事業」について、2020年7月21日~8月7日まで事業者の公募を行い、8月下旬から実施すると発表した。

公募するのは、47都道府県・政令指定都市・特別区の団体など食事券発行事業者、オンライン飲食予約サイト事業者、給付金の適正執行を確認する実績確認事業者、相談窓口、申請案内、広報などを実施するキャンペーン参加支援事業者。公募は企画競争入札で行われるが、コスト面ま評価項目に含める。

地域の飲食店で使える食事券は、25%のプレミアム付き。例えば、1セット1万2500円を1万円で購入することが可能になる。発行事業者は都道府県、政令指定都市、特別区単位で公募する。購入制限は1回の購入当たり2万円分。販売は2021年1月末までで、有効期限は3月末まで。

食事券は準備が整った地域から順次実施。準備が整わない地域に配慮し、1次公募は予算(767億円)の6割で行う。参加飲食店は、業界のガイドラインに基づき、感染予防対策に取り組んでいることが条件となる。

報道資料よりオンライン飲食予約では、期間中に飲食店を予約・来店した消費者に次回以降に使用できるポイントを付与。昼食時間帯は500ポイント、夕食時間帯(15:00~)は1000ポイント。ポイント付与の上限は1回の予約当たり10人分(最大1万ポイント)。ポイントの付与は2021年1月末までで、利用は3月末まで。開始時期については、状況を踏まえて検討する。

報道資料より

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