香港政府観光局、恒例の食イベントをバーチャル形式で開催へ、新型コロナで再構築

香港政府観光局はこのほど、毎年恒例の看板イベント「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」を2020年度はバーチャルで開催すると発表した。例年はビクトリア・ハーバー沿いで10月末の4日間にわたり開催しているイベントだが、今年は新型コロナウイルスの影響でバーチャル形式に再構築。参加者にバーチャルな展示スペースでワインを閲覧したり購入したりしてもらえるようにするほか、専門家を招き、ワインのペアリングや料理に関するワークショップやクラスもバーチャル空間で開催する。

香港政府観光局のパン・ユウカイ会長は、「11年前に初めて開催して以来、地元民にも観光客にも大変人気のあるイベント。バーチャルで開催することで、より多くの人々に香港のユニークな食文化を体験してもらいつつ、厳しい経済情勢に直面する香港の飲食業界にビジネスの機会を提供したい」などとコメント。香港政府観光局は各種イベントをオンラインで開催する「オンライン・ハブ」を構築しており、今回のフェスティバルもその一環だ。例年、開催期間は4日間だが、オンラインの特性を活かし、第4四半期に数週間にわたって開催する予定。

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