ブッキング・ドットコムは2020年10月15日から、ヨーロッパに続いてアメリカでもフライト検索予約機能の提供を始めた。ヨーロッパと同様、フライトの在庫はフライト検索予約プラットフォーム「Etraveli Group (消費者向けブランドはGotogate)」から調達する。ただし、ヨーロッパでは検索・予約・決済の際にはEtraveliに移動して行う必要があるが、アメリカでは自社サイトですべて完結させる。
ブッキング・ドッコムは2019年に、主な旅行商材を組み合わせて検索・予約する「コネクテッド・トリップ」を掲げていたが、今年に入り、その戦略を撤回。中核ビジネスである宿泊に集中すると発表していたが、今回改めてフライト検索予約のビジネスを拡大することにした。
このほか、同社は最近になってバケーションレンタルの新しいオンライン予約システムを発表。一方、ホテル向けの「ブッキングスイート・プラットフォーム」の終了を明らかにしている。