ANAグループのavatarinと凸版印刷は、2020年11月21日と22日に虎ノ門ヒルズで「AVATAR X space avatar宇宙を身近に感じよう」を一般公開する。参加者が、国際宇宙ステーション(ISS)日本実験棟「きぼう」に設置された「space avatar」を操作するほか、アバターロボット「newme」や「IoANeck」を用いた遠隔による宇宙航空研究開発機構(JAXA)の施設の見学も行う。
「space avatar」操作体験については、ANAホールディングスとJAXAが2018年9月に開始した共創型研究開発プログラム・宇宙イノベーションパートナーシップ「AVATAR X Program」における宇宙でのアバター利用の実証となる。
また、文化庁の「文化芸術収益力強化事業」に採択されているJAXA施設の遠隔見学体験は、凸版印刷が取りまとめ、NTTドコモがJAXA展示施設の通信環境を整備する。
遠隔見学体験で使用される「IoANeck」は、avatarinのアバターロボット「newme」と凸版印刷のIoA仮想テレポーテーション技術を用いたもので、遠隔地にいる人と体験を共有できるウェアラブルデバイス。
「newme」では筑波宇宙センター、「IoANeck」では種子島宇宙センターを遠隔見学する。