シンガポール航空、NDCコンテンツの提供を開始、1月からアジア太平洋地域で

シンガポール航空は、アマデウスの「Amadeus Travel Platform」に接続している旅行会社向けに、同航空のNDCプログラム「KrisConnect」のコンテンツの提供を始める。

具体的には、旅行会社はアマデウスのNDC対応ソリューション「Amadeus Selling Platform Connect」と「Amadeus Travel API」を介して、2021年1月からアジア太平洋地域でNDC予約を行うことができるようになる。2021年上半期中には他の市場でも順次展開していく予定。また、アマデウスの法人向けフラッグシップソリューション 「Amadeus cytric Travel & Expense」では、2021年中にシンガポール航空のNDC経由の予約処理が可能となる見込み。

NDCでは、座席指定、超過手荷物、特別運賃、およびロイヤルティ会員や法人旅行者向けにカスタマイズされたコンテンツの提供などの付帯サービスの予約が可能になる。シンガポール航空では今後、ダイナミック運賃などにも対応していく予定。

なお、シンガポール航空では2018年にNDCプログラム「KrisConnect」を立ち上げ。同プログラムでは、他GDSを介したNDCコンテンツの利用も可能だ。

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