タイ国政府観光庁(TAT)は、タイ入国後にホテルでの隔離を余儀なくされている宿泊者向けに、隔離中の気分転換を促すさまざまな企画を提供している。1月下旬には、タイの伝統的影絵芝居「Nang Yai」を隔離ホテルとして指定されているロイヤル・ラタナコシン・ホテルとコーチェーホテルで披露した。TATによると、両ホテルでは計403人の隔離宿泊者がパフォーマンスを楽しんだという。
タイ政府は、タイ人帰国者と外国人入国者に対して、入国後14日間の自己隔離を義務付けており、バンコクおよびその周辺(ASQ)とそれ以外の地域(ALQ)で自己隔離ホテルを指定している。
パフォーマンスは、タイ当局の指導に基づき、演者と見学者とのソーシャルディスタンスを確保した上で実演された。