ニューオータニ東京、緊急事態宣言中のルームサービス拡張、客室でレストラン同様のメニュー提供

ホテルニューオータニ(東京)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う東京都への緊急事態宣言再発出に合わせ、ルームサービスを大幅に拡張した「スーパールームサービス」を提供する。1479室の客室すべてをレストランの個室(プライベートダイニング)と位置づけ、スタンダードカクテルからロマネコンティまで約300種類のドリンク、和・洋・中約120種類のフードメニューを客室で楽しめるようにする。

東京都は酒類の提供も緊急事態宣言中停止するよう呼びかける方針を発表していることから、客室をプライベートダイニングとして利用してもらう。ソムリエセレクトワインを増やすほか、中国料理「大観苑」の紹興酒など館内レストランからも期間限定で特別メニューを提供。ワインはソムリエが部屋に来てオーダーテイクから担当。カクテルはバーテンダーが目の前で完成させる。

また、ルームサービスについては、ハンバーグステーキやサンドウィッチをはじめとした王道洋食はもちろん、2019年10月に開かれた即位の礼の晩餐会で、世界190カ国の国賓をもてなした祝祭の前菜「和洋前菜祝い盛り」(1万4000円・サービス料別)もルームサービスとして用意する。

なお、ゴールデンウイーク期間中の宿泊料金は、ガーデンタワースタンダードルームが1室2万7830円(税・サ込)、ザ・メインスタンダードルームが3万7510円(同)からなど。

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