凸版印刷、定額制宿泊サービス会社と提携、ワーケーション推進など協業、個人認証の管理や脳波デバイスによる効果測定を実施

凸版印刷は、定額制宿泊サービス「HafH(ハフ)」を提供するKabuK Styleと資本業務提携を結んだ。凸版印刷が提供するセキュア領域の技術・ノウハウと、「HafH」を掛け合わせ、 ワーケーション支援などによる働き方改革を支援するとともに、宿泊だけではない様々なサブスクリプション事業を推進していく。

KabuK Styleが提供している「HafH」は、毎月定額で世界中の宿泊施設に滞在することができるサービス。2021年5月末現在、36の国と地域、 515都市の809拠点(ホテル、旅館、ゲストハウスなど)を定額で利用することができる。宿泊施設の定額化で、ワーケーションや多拠点居住などの新しいライフスタイルやワークスタイルを提案しいる。

 一方、凸版印刷は、働き方改革を推進する個人情報保護・認証機能のIT共通基盤プラットフォーム「My Anchor」や、自分の集中状態を可視化できる脳波デバイス「b-tone」などを提供している。 

今回の提携によって、具体的には「My Anchor」との連携で「HafH」会員の個人認証(顔認証やマイナンバーカード利用による認証)や生活者情報の一元的な保管と管理を実現。また、「b-tone」を用い「HafH」の宿泊施設におけるワーケーションを想定した実験を開始する。 

このほか、「HafH」の宿泊施設に凸版印刷と提携している製品のプロモーションの場を設置。 宿泊施設のメディア化をはかるとともに、各施設と親和性の高いメーカー商品を設置することで、ユーザーに製品の価値体験を提供していく。

報道資料より

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