交通系ICカードがホテル客室の鍵に、JR東日本らがSuica（スイカ）で実現へ、オフィスや駐車場でも

東日本旅客鉄道（JR東日本）は、JR東日本メカトロニクス、アートと共同で、Suicaなどの交通系ICカードを入退室の鍵として利用できるサービス「Suicaスマートロック」の提供を12月から開始する。手持ちのカードをそのままホテルやオフィスなどの入退室の鍵することで、管理コストを軽減できる。

「Suicaスマートロック」は、アートが提供するクラウド対応の入退室管理システム「ALLIGATE（アリゲート）」と、JR東日本メカトロニクスが提供する各種IDを連携するシステム「ID-PORT（アイディ・ポート）」を接続し、Suicaなどの交通系ICカード1つで入退室を可能にする仕組み。SuicaやモバイルSuicaのID番号を専用サイトで登録することで、オフィスやマンション、ホテル、駐車場などの入退室の鍵として利用できる。

クラウド活用で専用サーバ群を現地設置する必要がないのが特徴。期日限定で来訪するゲスト向けに向けにSuicaのID番号の事前に登録できる「ゲスト予約」もできる。

発表資料より