JTB、宿泊施設向け予約・決済システム「Book&Pay」を大幅刷新、操作時間を約50%削減、不正利用への対応も

宿泊施設など、法人・企業に金融・決済サービスを提供するJTBビジネスイノベーターズは、宿泊施設の予約と事前決済を支援する「JTB Book&Pay」のシステムを11月に大幅刷新すると発表した。

具体的には、カード決済時に必要な情報以外は別画面に退避させることで、決済完了までの時間を従来と比較して半減し、約55秒にする。表示される画面デザインも改良し、操作時間も約50%削減する。また、本人認証のシステムをバージョンアップし、不正利用の可能性が高い決済に限定して本人認証を行うことで、パスワード入力の手間や失念による離脱を防ぐ。宿泊者向けの予約管理画面では、領収証発行をスマートフォンからも可能にする。今後、クレジットカード以外の決済手段も追加していく予定だ。

「JTB Book&Pay」はサービス開始から今年で10年。宿泊施設の加盟店数が3000件を超え、年間延べ88万人(2019年度)が利用している。

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