世界の独立系高級ホテルが加盟する「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)」は、サステナビリティへの取り組みに積極的なホテルを集めた「Considerate Collection」の立ち上げを発表した。
現在のところ、生物多様性を促進するタイの「キーマラ (Keemala)」や二酸化炭素削減に取り組みなが文化の保護を進めるブータンの「ギャングティ・ロッジ ( Gangtey Lodge)」など、16カ国26施設がConsiderate Collectionに参加可能な基準を満たしている。
Considerate Collectionの立ち上げにあたって、SLHは、国連環境プログラム(UNEP)と世界観光機関(UNWTO)が拙劣した非営利組織「グローバル・サステナブル・ツーリズム・カウンシル (GSTC)」やGSTCが唯一認証するサステナブル・ツーリズム管理プラットフォームを開発した「グリーンビュー」と協業し、透明性のある基準を策定した。
SLHは、ウェブサイトでConsiderate Collection参加の宿泊施設を紹介。各ホテルホームページにも認証マークとしてセージの葉をつけ、差別化を図る。