三井不動産、移動型宿泊施設を開業、遊休不動産活用で実証実験

三井不動産とグループ会社のShareTomorrowは2021年11月22日、移動型宿泊施設「HUBHUB 日本橋人形町」をオープンした。移動式ユニットを活用し、遊休不動産にリアルに集う場所を創出する「HUBHUBプロジェクト」の実証実験として始動する。都心部での移動型宿泊施設の営業は、同施設が唯一となるという。

場所は都営浅草線・東京メトロ日比谷線「人形町」駅より徒歩3分。今後、場所や期間に応じた展開を想定する遊休不動産のモデル立地として開始する。施設は宿泊ユニットだけでなく、BBQデッキとキッチンを備えたパーティルームユニット、フィンランド式ヒーティングルームを設けたプールユニットの3種類を組み合わせることで、泊まるだけではない遊べる宿泊施設として提案する。BBQ食材のデリバリーや出張シェフの手配など、プレミアムサービスも予定する。

「HUBHUB 日本橋人形町」は、敷地面積約54坪、延床面積約26坪で、トレーラー数は6台。料金は11~15時のデイユースが2万円から、ステイユースが1棟貸切6万円から設定し、家族や友人などとのBBQ、少人数でのホームパーティ、料理教室、チームビルディングなどの需要を見込む。

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