タビナカ予約「アソビュー」は共同エフテック社と共同で、レジャー施設のDXを推進するSaaS「ウラカタシリーズ」に年間パスポート発行業務を効率化する新機能を追加した。
これまでの年間パスポートの申請や受付はアナログ対応で、紙の申込書に記入された利用者情報を施設側がデータ入力し、年パスのカードなどを発行していた。今回の新機能では、年パス購入者が施設の公式サイトの販売ページから情報入力と決済を済ませ、事前に顔写真を撮影することで、現地ではカード発行をするだけで済ませるようにしたもの。アソビューによると、新機能の導入によって、年パスの受付時間は最大9割程度削減できる見込みだという。
新機能のリリースに合わせ、志摩スペイン村が導入を決定。同施設では年間数千枚の年パスを発行しているが、1人当たり約10分の時間が必要だった。新機能の導入で、作業の効率化と同時に、利用データを活用した顧客のニーズ把握と利便性の向上にも期待している。