体験プラン予約サイト「アソビュー」を運営するアソビューは、レジャー・観光・文化施設を対象に、同社の日時指定電子チケットシステムの初期導入費、端末費を無償化して提供する。5月14日に39県の緊急事態宣言が解除されるなか、新型コロナウイルス感染拡大予防と施設の運営再開を支援するもので、オンラインで入館時間を指定する仕組みを通じて人との接触を避け、対人距離を確保する環境づくりをうながす。
無料提供は2020年6月30日まで申し込みの期間限定。日本博物館協会による新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインの内容を踏まえており、同システムの導入によって、非接触でのチケット販売、日時・時間単位の上限人数の設定による入場人数の制限、チケット窓口・入場窓口の行列緩和などが実現できるとしている。通常、20万円の初期導入費用が無料、12月31日まで2台分の端末費10万円も無料になる。
アソビューは全国約7000店舗の事業者と提携。国内の遊び・体験プログラムを約450ジャンル、約2万プラン紹介している。