ハワイへの渡航者数、2021年はコロナ前の65%まで回復、日本人客は激減も平均滞在日数2.6倍

ハワイ州産業経済開発観光局(DBEDT)がまとめた2021年のハワイへの渡航者数統計によると、全渡航数は前年の270万8258⼈の2倍以上となる 677 万7498⼈となった。2019年比では34.7%減。パンデミック前の水準の約65%まで回復した。

日本人渡航者数は、前年比91.6%減、2019年比98.5%減の2万4232人と低迷した。このうち、国際線を利用した渡航者は2万1820人、米国国内線は2412人。

観光消費額は、2019年比26.6%減の130億ドル(約1.5兆円)。一方、1日当たりの平均消費額は199ドル(約2万2900円)となり、2019年の196ドル(約2万2500円)から1.4%増加した。平均滞在日数は9.64日で、2019年の8.70日から増加した。

日本人渡航者の消費額は8290万ドル(約95億円)。2019年の22億5000万ドル(約2590億円)からは96.3%減少し、州の税収入は967万ドル(約11億円)にとどまった。また、1日当たりの平均消費額は2019年の242ドル(約2万7800円)から218ドル(約2万5000円)に減少した一方、平均滞在日数は2020年の5.95日から15.26日と2.6倍以上の伸びを残した。その結果、一人当たりの消費額は2019年の1426ドル(約16万4000円)から3419ドル(約39万3000円)に増加した。

※ドル円換算は1ドル115円でトラベルボイス編集部が算出

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