オンワード、グアムのホテルを星野リゾート子会社に売却、経営悪化でホテル事業から撤退

オンワードホールディングスは、同社連結子会社のオンワードリゾート&ゴルフが保有する「オンワードビーチリゾートグアム INC.」の全株式およびオンワードビーチリゾートグアムINC.に対して同社が有する貸付債権を、星野リゾートの完全子会社の「グアムホテルマネジメント」へ譲渡することを決議した。これにより、同社はグアムでのホテル事業から撤退する。

株式譲渡価額は61億円、譲渡債権の譲渡価額は24億円。 株式譲渡は3月下旬を予定している。

グアムで運営するホテル事業については、開業から30年が経ち大規模修繕の必要性が今後高まることに加えて、新型コロナウイルスの影響を受けて、経営環境が悪化し、同社グループの業績に大きなマイナス影響を与えてきたことから、今回の売却を決めた。

なお、オンワードマンギラオグアム INC.とオンワードゴルフリゾートグアム INC.のゴルフ事業については、譲渡の対象には含まれず、引き続き同社の連結子会社となる。

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