日本政府観光局(JNTO)によると、2022年3月の日本人出国者数(推計値)は7万700人となった。
2021年同月の2万8896人から約4万2000人増の大幅な増加となった。日本政府が3月に水際対策を緩和し、入国後の待機期間の短縮や入国者数の上限を3月14日から1日7000人めどに増加したことが反映されている。ただし、コロナ以前の2019年同月と比べると、96.3%減(2019年同月の実数:192万9915人)だった。
日本発の国際線実績(航空データ:OAG社)によると、2022年3月に国内主要6空港(成田、関空、羽田、福岡、名古屋、札幌)から出発した国際線は、便数は前年比5.6%減の3110便、座席数は1.6%減の76万8515席だった。
直近の日本人出国者数の月次推移は以下のとおり