米国税関国境警備局(CBP)は、2022年5月26日から電子渡航認証システム(ESTA)の料金を14ドル(約1780円)から21ドル(約2670円)に引き上げると発表した。有効期限の2年は変わらない。すでに承認済みのESATを保持している人は、有効期限内で再申請する必要はない。
これにより、ESTA料金のうち、米国への観光客誘致のためのプロモーションに割り当てられる額は、従来の10ドル(約1270円)から17ドル(約2160円)に引き上げられることになる。4ドルは運用費。
ESTAは、ビザ免除プログラム(VWP)に基づいて、空路、陸路、または海路で米国に旅行する訪問者の適格性を判断する自動システム 。現在、 40か国が認められており、承認されたESTAを持っている場合、ビザなしで最大90日間米国に滞在することができる。
※ドル円換算は1ドル127円でトラベルボイス編集部が算出