CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」は、米サンフランシスコの気候変動テクノロジー企業「パッチテクノロジーズ(Patch Technologies)」と業務提携によって、国内初となる新サービス「e-dash Carbon Offset」の提供を開始する。
このサービスは、共創型プラットフォーム「Earth hacks」に導⼊され、Earth hacks上で販売しているエシカル商品における製造や提供過程で排出されるCO2相当量を「e-dash Carbon Offset」で相殺するもの。認証団体が明⽰された信頼性の⾼い世界中のボランタリークレジットを、⾃社の状況やニーズに合わせて、オンラインで少量から購⼊ができる。
企業のCO2排出要因は、⾃社で燃料を使う場合や他社から調達する製品の提供過程に由来するものまで多岐にわたることから、⾃社内で削減ができない排出量を埋め合わせることができるカーボンクレジットの活⽤に注⽬が集まっているところ。
E-dashで取引されるボランタリークレジット市場の取扱量は、前年⽐92%増の3億6200万トンと急速な増加しているが、⼀⽅で「種類が⾮常に多い」「購⼊⽅法がわかりづらい」「クレジット⾃体の信頼性に問題がある」といった課題があった。